2022.02.03
合成皮革の耐用年数(寿命)をご存じですか?
合成皮革(合皮)とは、動物の革の風合いに似せてつくられたもので、フェイクレザーとも呼ばれています。
全体に合皮が使われたジャンバーやジャケット以外にも、衣類の付属品(ベルト等)や装飾としてポケット口やウエストまわりなどに合皮が使われている場合があります。
購入時はきれいな状態だったのに、繰り返し着用をしていると合皮のジャンバーやベルトにベタつきや、表面がボロボロと剥がれてきます。購入したまま収納していたり、大切に扱っていても、合皮はその特性上、経年劣化が起こります。
それは合皮の耐用年数(寿命)が2~3年と短く、またこれは購入時からの年数ではなく製造されてからの年数となります。
セール品、アウトレット品、古着などは製造から年数が経過していますので、購入の際には注意が必要です。
合成皮革を少しでも長く着用したい場合、一番注意しなければならない点は水分や湿気です。
空気中の水分が合皮の劣化を進ませるため、雨や汗などの水溶性の汚れが付着した際はすぐにふき取りましょう。
またクリーニング後のビニール包装はすぐに外し、できるだけ風通しの良い場所で保管しましょう。くれぐれも収納ケースには入れないようにお気を付けください。
尚、どんなにきれいな状態に見えても、時間が経てば合皮の劣化は必ず起きています。防ぐことはできません。
劣化が進んでいることに気づかずクリーニングに出してしまうと、洗浄工程で劣化による剥離が起きてしまいます。
当店ではお客様に合皮の特性、剥離についてご説明及びご了承をいただいてからクリーニングさせていただいております。クリーニング後のトラブル(衣類の損傷)を避けるため、合皮を使用しているすべての衣類は関しましては、必ず事前に確認しましょう。
2021.09.25
クリーニング屋さんの「ニオイブロック加工」とは?
弊社のワイシャツクリーニングで標準装備の「ニオイブロック加工」は上着や防寒着などにも加工ができます。
ではニオイブロック加工とはどんな加工でしょうか?
それは「衣類にニオイが付くのを予防する機能を付ける」最先端のクリーニングです。
香りなどでニオイを紛らわすのではなく、加工された衣類が
「汗のニオイ」「加齢臭」「外部から付着するニオイ」などを吸着し、無臭化します。
さらに、高濃度銀イオンの抗菌効果で、ニオイの発生も抑えます。
だから「普通の衣類」を、着るだけで「消臭できる衣類」にしてしまうのです。
≪消臭抗菌防臭加工 ニオイブロック加工のポイント≫
①衣類を強力消臭し、さらに長時間衣類が臭くなりにくい!
外食などのニオイが付きにくい!汗などの体臭の放出を防ぐ効果もあります!
②市販の芳香系消臭剤のように香りで誤魔化すのではなく、「ニオイを分解」
③抗菌効果は次回クリーニングまで持続!
④防臭効果の持続はワイシャツで丸1日、上着などの加工で2週間が目安
⑤加工剤は天然由来成分でデリケートなお肌にもやさしい素材
⑥防げないニオイは香料、香辛料、ガソリン臭、素材のニオイ、強いニオイ
制服やスーツ、高価なお洋服など、いろいろなお洋服にお試しください。
2021.06.24
ホワイト急便のワイシャツクリーニングは実は・・・
ホワイト急便のワイシャツクリーニングでは、抗菌・消臭・UVカットの効果のあるホワイト急便専用洗剤を使用しています。汚れ落ちが抜群に良くなるように40℃以上の温水で洗浄し、お客様の肌に優しく、安心して着用していただけるように天然のり(コーンスターチという口にしても害のない天然素材)を使用し、洗浄ごとに「糊」を溶いて水洗機に投入しています。さらにもう一工夫、袖通りをよくするためにシリコン剤を使用してワイシャツをしなやかな仕上りにしています。また当店のワイシャツにはもう一つ大きな特徴として「ニオイの発生と付着を防ぐ」防臭加工を標準装備しています。真夏の汗のニオイや体臭の発生を防ぎ、タバコや食事のニオイなどが付着しないように、働くサラリーマンが毎日快適に仕事ができるようにと応援しています。こんなにたくさんの加工が付いていてもリーズナブルな価格でご提供できるように、最新のワイシャツ自動高温プレス機で効率よく仕上げています。ワンランク上のハイクラス仕上げをご希望のお客様には「専任スタッフによるハンドプレス」でご提供しております。またエリがつぶれにくい専用ハンガーを使用し、運搬時やご自宅のクローゼットで収納される場合もエリつぶれを軽減しています。そんなこだわりいっぱいのホワイト急便のワイシャツクリーニングを是非お試しください。
2021.04.19
クリーニング屋さんのドライクリーニングって何だろう?
クリーニング店と家庭のお洗濯で大きく異なるのは「ドライクリーニング」という洗浄方法です。家庭洗濯では「水」を使いますが、クリーニング店では「水洗い」ともう一つ、「油」で洗うドライクリーニングがあり、水に弱い素材でできたお洋服を傷めずに汚れを落とせます。
【ドライクリーニング】・・・水の代わりに石油系溶剤などの揮発性有機溶剤でお洋服の汚れを取り除く洗たく方法。ドライクリーニングの長所は油性汚れをよく落とし、型くずれや収縮が起きにくく、風合いが変りにくい特徴があります。
家庭用洗濯機のドライコースやドライマーク洗剤は、洗濯機の通常コースよりも弱い力で洗い、お洋服に与えるダメージが少ないですが、クリーニング店のドライクリーニングとは別物です。そのため、家庭洗濯禁止のお洋服をドライコースやドライマーク洗剤で洗ってしまうと、縮み・色落ち・毛羽立ち・シワ・型崩れなどが生じる恐れがあります。
家庭での洗濯禁止マークが付いているお洋服はクリーニング店におまかせください。